記憶力・暗記力を高める効果的な方法は?

自己成長

こんにちは。yasunoです。今回は記憶力・暗記力についてです。

「人の名前がなかなか出てこない」

「一度、覚えてもすぐに忘れてしまう」

「記憶力を良くしたい!」

なんて私はよく思ったりしますが、皆さんはいかがですか。

人の名前が出てこなかったりすることがよくありますが、仕事関係だったら失礼にあたるので、避けたいですし、会話の中でも覚えた言葉なんかがスッと出てくると良いですよね。

そこで今回は、記憶力・暗記力を高める方法として、これは効果的だと思う方法を3つ紹介したいと思います。

記憶力・暗記力を高める方法3つ

記憶力・暗記力を高める効果的な方法は次の3つ。

①繰り返す

②イメージする

③人に話す

ちまたにはいろんな勉強法や記憶術がありますが、取り組みやすくて効果が高い方法を3つ取り上げました。

まず、はじめに脳の記憶する仕組みについておさえておきたいと思います。

心理学上、記憶は感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3つに分類されます。

感覚記憶は「視覚」「聴覚」「嗅覚」などで感じる感覚で、通常は意識することはなく数秒後には消えていきます。そのなかで意識して注意するものだけが短期記憶となります。

短期記憶は日常生活の会話や仕事、勉強などで、意識して記憶していることなど生活するなかで覚えていく記憶ですが、覚える容量が限られています

そのため、自分に必要のないとされる記憶はどんどん忘れてしまう特徴があります。

長期記憶は自分の感情が動いた事や、重要なものが、長期間記憶されるものです。

例えば、すごく印象的で嬉しかった事や、悲しかった事などはいつまでも覚えていたりするのはこのためです。また、長期記憶の容量は短期記憶と異なり無限とされています。

つまり、短期記憶では忘れてしまうので、長期記憶に入れてしまうことが重要となります。

では具体的な方法について一つづつ見ていきましょう。

繰り返し覚えることで長期記憶へ移行する。

まず、覚えたいことは繰り返して覚えるということです。復習するということですね。

特に大事なのは復習のタイミングです。

効果的な復習は、翌日、3日後、6日後あたりに、繰り返して復習することです。

なぜかというと、これは忘れても、すぐに学びなおして、定着させる効果的なタイミングだからです。

記憶に関する研究でエビングハウスの忘却曲線というものがあります。

この研究によると人間の記憶は、学習後の20分後には約40%忘れてしまい、翌日には約70%、6日後には約75%忘れてしまうとの結果が出ています。

けれど、忘れてしまってもすぐに繰り返し復習することで、記憶に定着することもわかっています。

ですので、完全に忘れてしまわないように、翌日、3日後、6日後あたりに復習すると、短期記憶から長期記憶に移行して記憶が定着するということです。

当然、個人差はあると思いますが、やはり繰り返しの復習は大事だと思いますのでタイミングを意識して試してみてはいかがでしょうか。

連想しイメージして覚える

2つ目は効果的な覚え方です。何かを覚える時に関連することを連想しイメージしながら覚えると視覚情報が加わり、記憶に残りやすくなります。

例えば、初対面の人の名前を覚えるときに、名前から連想するものをイメージして組み合わせます。「亀田」という名前ならその人の顔を覚えるときに亀を持って田んぼに立っているイメージで覚えてしまうとかです。

初対面の時に、名前から連想するものと顔の特徴を組み合わせて覚えると、思い出しやすくなります。

色黒だとか細身だとか、その人の特徴を覚えることが多いと思いますが、案外名前が出てこなかったりするので、名前の特徴とイメージを連想して繋げると忘れにくくなります。

もちろん人の名前だけではなくても、どんな事でも大丈夫です。

ポイントは単独で覚えないことです。

何かと組み合わせてイメージしながら記憶することで、忘れにくくなりますし、忘れても連想して思いだしやすくなりす。ぜひやってみてください。

人に話すと忘れない。

最後は覚えたことを人に話すことです。話すこと自体で脳が活性化し、覚えたことを発言することで繰り返すことにもなります。

学習効率に関するのアメリカの研究に、ラーニングピラミッドという理論があります。

この研究によると、学び方によってどれだけ覚えたかという学習効率は次のようになります。

  • 講義を聞く・・・5%
  • 文章を読む・・・10%
  • 映像を見る・・・20%
  • 実演を見る・・・30%
  • 他者と討議・・・50%
  • 自分が体験・・・75%
  • 他者に教える・・90%

この研究結果からもわかるように、「他者と討議」から学習効率が50%となりが高まっています。

つまりアウトプットすることでより学習効果が高まることが言えます。

「他者に教える」となると90%です。ただ、日常では「教える」という機会はそれほどないかも知れません。

ですので、学んだことを人に話すだけで構いません。話すときにしっかりインプットして話をしたり、質問されたらまた調べることでより学習効率が高まるのではないかと思います。

私も意図的に、学んだことは話をするようにしています。日常会話のレベルでも、アウトプットするだけでかなり効果があるのではないでしょうか。

気になるニュースなんかを、人に話すだけでよく覚えているのもこのためだと思います。ぜひ、意識してやってみましょう。

まとめ

記憶力・暗記力を高めるについて方法について3つ紹介しました。ポイントをまとめます。

①繰り返す

翌日、3日後、6日後あたりに復習する。容量が無限の長期記憶にいれましょう。

②イメージする

覚える事は単独で覚えず、連想するものと組み合わせて視覚的にイメージして覚えましょう。

③人に話す

学んだ事、覚えた事を人に話してみる。少し話すだけで効果的です。

以上ポイントをまとめましたが、興味のあることや好きなこと、得意なことなどは、すべて無意識に実践しているのだと思います。

ただ、常に興味のあることばかりではありません。

脳の仕組みを理解しつつ、効率的に記憶力を高めてもらえればと思います。

仕事、勉強、生活する上で、ぜひ、実践してみてはいかがでしょうか。

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